美容師の苦労

立ち仕事

美容師の仕事は、お客様のカット、シャンプーにブロー、パーマをかけたりカラーリングしたりと、一日中立ちっぱなしの職業です。
忙しい美容院に勤めていれば、夕方になって人が少なくなる頃までお昼を食べられないことなどもザラにあります。
スタッフ同士で話し合ってシフトを組んだり、上手に休憩を入れるようにしています。

一ヶ所にじっと立っていると疲れるので、タオルを洗ったり、床掃除をしたり、店内を動いているとラクになります。
夕方には足がむくんで靴に入らなくなってしまうようなこともあり、少し大きめのサイズの靴を履いています。

ただ、最近の美容院は、ネイルサロンと共同経営しているところがあるので、そういったところなら座って仕事ができます。
また、イスに座ってカットする美容院もあるみたいで、そういうところは美容師に対する待遇がいいかもしれませんね。

手荒れがひどい

立ちっぱなしはじきに慣れますが、症状がひどくなりやすいのは「手荒れ」で、シャンプーやトリートメントを行うことで指先がガサつきます。
パーマ液などの薬品を使いますし、お客様に水は使えないので、お湯を使うことでも指先がふやけてしまいます。

手袋をするようにしてはいますけど、指先の自由がきかなくなるので素手で行う作業も少なくありません。
そんなことから休みの日には、できるだけ手を休めるようにして、皮膚科などでもらった薬をつけています。

就業後にカット練習

新人のときは仕事が終わった後も、店内に遅くまで残ってカット練習をしています。
カットがうまくならないと、いつまでもシャンプー係やブロー専門といった雑用係のままだからです。

慣れないうちはマネキンの首を練習台にしたり、カットモデルを募集して、無料で髪を切らせてもらって練習します。
大型店の場合は研修もありますが、休みの日に参加しなければならないため、新人の頃はそれで休みがつぶれてしまうこともあります。

美容師業界では年に数回、美容師コンテストやヘアデザインの全国コンテストなどが開催されています。
このようなコンテストの受賞を目指して、がんばっている美容師も多くいます。

自分のお店を持つために

美容師は手に職を持っているため、ある程度技術的なものが身につくと独立する人が少なくありません。
多くの人はいつまでもアシスタントで働くのではなく、将来自分のお店が持ちたいからとがんばって仕事をしています。

ほかの美容院への転職も多い業界で、他店からの引き抜きにあることから辞めていく人もいます。
スキルアップのために、今以上に大きな店舗に移るというのもよくある話です。

気の合う美容師仲間と組んで、出資金を出し合って美容院を出したりするケースもあります。
比較的独立しやすい職業だから資金を集めて、同じように開業したい美容師仲間を集めることでお店を開くことが可能になります。

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